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アラフォーのわたしと夫と猫2匹の暮らしに、男児が一人加わりました(2016年11月)。おいしいもの、猫、本、アートと子育て日記。


by umi
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はしもとみおさんのワークショップで犬を彫る。

タイトルまんまですが、先日、はしもとみおさんの「おすわり犬を彫る」3時間のワークショップに参加してきました。
手のひらサイズの木彫りなら、自宅でもできるといえばできるのですが、なにしろ1時間でもなにかに集中するということが家では難しいので、夫が行っておいでと言ってくれたのです。

今回のモデルは、前に絵を載せたじゅんさん。むかーし、一緒にいてくれた子です。結局あれ一枚しか描けなかったけど、この日のために絵を描いて準備をしていたのでした。

3時間のワークショップのうち、だいたい最初の1時間が粗彫り、次の1時間が彫刻刀の彫りで、最後の1時間が色塗り+記念撮影みたいな時間配分なのかな? 今まで2回、みおさんのワークショップには出ていて、時間が足りないのは分かっているので、かなり集中してやりました。



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こちらは、粗彫り終わって彫刻刀に入って暫くしたとこ。顔の粗彫りをしたあと、自分でもどこがどこだか分からなくなって、みおさんに助けを求め、手伝ってもらったところです。左の削りかすはみおさんのもの。ひと削りが大きいです。

みおさんが、「口開けますか?」と訊いてくれたので「開けたいけど、難しいですよねー」と言ったら、「じゃあやりましょう! 1回口開けたのを彫ったら、閉じてるのが簡単に感じますよ〜」って言って、開けた口の作り方を彫りながら説明してくれました。

絶対のやり方があるわけじゃないし、一人でも彫れるんですが、やっぱり実際みおさんの手元を見られるのって全然違う。集中できるという以外に、ワークショップに参加する大きな利点ってそこですね。何度か見ているんだけど、見るたびにハッとさせられます(しかし、みおさんの彫りってほんと一瞬で、次の瞬間どんなふうに彫刻刀を動かしていたのかわからなくなります。笑)


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上半身をもっとどんどん彫りましょうとガイド(斜めの線ね)を入れてくれました。

いつものことだけど、木彫りのワークショップってほんと時間があっという間に過ぎます。みおさんも、手のひらサイズの彫刻でもワークショップ内で完成させるのはそもそも無理と言っています。みおさんがよく言われているのは、そもそも出来る訳がないんだから、失敗を恐れずにどんどん彫りましょうということなんですけどね。彫らなきゃただの木、だそうです。

それを踏まえて〜見て頂きたいのですが、ワークショップで作ったわたしのじゅんさんはこちら!
左は彫刻用に配られた木と同じもので、右はみおさんが彫ったモデルの月くん。

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夫はいつも、このお手本とのツーショットを楽しみにしています。というか、見比べては爆笑しています。失礼な〜ってかんじだけど、わたしも笑っちゃう。


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これまでほとんど猫ばかり彫ってきて、初めて犬を彫るので、顔だけ犬であとは猫と一緒になってしまわないか心配でしたが、ちょっとは犬らしく彫れた気がします。


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集合写真。みんなそれぞれ味があって、しみじみ見ちゃう。

初めて木彫りに挑戦してから2年。それほどたくさん彫ってもいないので、あまり成長を感じなかったのだけど、昔の写真を見ていたら、あれ?と思いました。

この写真。(夫はこの写真を見ると必ず笑えるので、ときどき見せてと言われます。)


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身体の横幅は全然減ってないし、脚も彫れていないし、顔もけっこうぺったんこ。ワークショップ終わってから続きを彫り直したので、もうこの姿じゃないんですけどね。

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これに比べたら、今回はかなり彫り進んでいるのではない!?
ちょっとずつではあるけれど、成長していることに気がつきましたー♪

さて、帰宅してから、はむ太が寝たあとなんかに目をこすりつつ彫って、着彩し直しましたよ〜。

今のじゅんさんは、こちら!

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耳を彫ってるときに、ぺきっと割っちゃってね、じゅんさんの最大の特徴である「中途半端に大きい耳」が作れなかったんですが、ちょっと雰囲気でてきてかな?


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色も、落ち着いてじっくり写真を見て塗り直し。なにか足りないと思ってたけど、口の周りの黒いとこ塗ったら近づいた気がする。


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今は、顔がかなり大きめに彫ってあるので、もっと顔を小さくしたら耳とのバランスが取れて近くなるなーと思ってるんですけど、今のところここで止めておきます。

そのうちまた、彫りたくなったら彫り直しできるのが木彫りのいいところ。
(みおさんは、だからヤスリをかけないのですって。ヤスリかけちゃったら、もう刃を入れられないからだそうです。)

そのうちまた挑戦しよう〜。







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Commented by africaj at 2017-05-24 00:15
じゅんさん、似てる!目と鼻と口がそっくりだね!

しっかし3時間で彫るなんてびっくり。
焦って指怪我しちゃいそう~w
3時間で彫ったと思うと、ほんと、umiさんすごいよー。
お手本は各自もらえるの?
この木はなんていう種類の木?
私も刺激もらったー。かいちゃん彫ってあげなきゃって思ってたの。ありがとう!
Commented by umitoramarine at 2017-05-25 00:25
*Africaさん

似てますか? そう言って頂けるとうれしいなー。
木はクスノキです。みおさんはいつもクスノキを使われていて、他の彫刻家さん達もクスノキの方多いです。硬くて密度が高いので彫り易いのかなあ? あと、清涼感のある良い香りがします〜。でも、ハンズとかホームセンターで売ってるの見たことないんですよね。。。
ワークショップだと彫るのは実質2時間くらいかもしれないです。指3カ所切りました。笑 焦ってたからというより、腱鞘炎なので力が入り辛くてすべっちゃいました。ぜんぶ浅かったので木に血痕つけながら続けましたけど。笑 思い返すと、初めの頃は、失敗がこわくてなかなか刃を入れられず、モタモタしてたから遅かったんだなーと思います。何度かやるうちに、技術の向上っていうより思い切りがよくなってきたからスピードアップしたんだなあと、後で思いました。
Commented by YUE at 2017-05-25 00:48 x
はい、私もじゅんさんにとってもよく似てる・・と思います。
優しそうなところ・・・・かわいいお口。
開けてるお口は難しいらしいのに、とっても上手に出来てると思います。
本当にしみじみしてて・・・いいなぁ~。

それに、レスに書いてあるけど、匂い・・・木の匂い・・・いいですね。
匂いを想像しただけで癒されます。
はぁ~ふぅ~・・・深呼吸(笑)
Commented by umitoramarine at 2017-05-27 13:31
*Africaさん

お答え忘れてましたが、モデルさんは全体(20名)に2体でした〜。
前のほうに置いてあって、見たいときは行ってみるかんじです。
Commented by umitoramarine at 2017-05-27 13:36
*YUEさん

ありがとうございます♪ うれしいな〜。
一緒にいたときは、そこまで観察してなくて、色を塗りながら鼻の周りが黒くてどろぼうさんみたいだなとか、ソーちゃんみたいにアイラインが入ってて眉毛があったんだなとかわかりました。彫りながら手触りを一生懸命思い出していて、涙ぐんでしまいましたよ〜。何十年経っても、ずっと心の中にいる子です。
木の香り、おばあさまの彫刻部屋の香りですか? すごくさわやかないい香りですよね。
Commented by papricagigi at 2017-06-04 14:24
あぁ、やっとコメント残せる〜。この記事ね、何度か開いて(職場で!)、とっても可愛らしくてひとりでニンマリしてたんですよー。出来上がったじゅんくんからumiさんの「愛」があふれてる。笑ってる顔も、片耳垂れている様子もめちゃくちゃかわいいけど、ぽてんとした後ろ足の様子が。。。んもぅ、たまりません。最初の作品のにゃんこも可愛らしい。
言葉で上手くいえないのだけど… 彫刻って見たとおりそっくりだから「よく出来ている」っていう訳じゃなくて。。。なんていうのか、彫るという作業の中で「愛」や「魂」が吹き込まれた、感じがします。

いや〜、でも3時間のワークショップはタイトだな。。。
色を付けるのも緊張しそう。じゅん君のきらきらの目、これはumiさんだからできた色付けだねっ!
Commented by umitoramarine at 2017-06-06 01:09
*papricaさん

コメントありがとうございます♪
そうなの〜彫刻って似てればいいんじゃないんですよね。もちろん似せたくて作ってるんだけど、だったら今の時代3Dプリンタで模型が作れる訳で、それじゃーつまらない。だからやっぱり彫った人の気持ちが籠ってるって大事なんだろうな〜。みおさんもよくワークショップで、参加した人の彫ったものに感動するっておっしゃってるけど、お世辞ではないんだなと思うのが、ほんとにひとつひとつ、不完全ながらもハッとするほど見応えがあるの。もちろんプロにはプロにしか出来ない技があるけど、木彫りってなんだか、不完全をも味にしてくれる包容力があるみたい。
papricaさんも今度はジジくんに挑戦してみてください! ちょっと毛のワシャワシャ感が難しそうだけど。そういえば、わたしが注目してる別の彫刻家さんが流木を彫ったら木に刺さってる砂で彫刻刀が傷ついたとか言ってたけど、papricaさんは大丈夫だった?? 砂質によるのかな。
by umitoramarine | 2017-05-23 16:36 | アート | Comments(7)