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アラフォーのわたしと夫と猫2匹の暮らしに、男児が一人加わりました(2016年11月)。おいしいもの、猫、本、アートと子育て日記。


by umi
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最近、ブログの更新速度がめっきり落ちています。
実はね、ジムに入会したのです。
それで、隙を見ては夫にハム太を押し付けて、ヨガなりピラティスなりをやって、産後のぷよぷよは少しばかり締まってきたはずなんですが(体重計は変わりませんが、そう信じています)、引き換えに、絵を描いたりブログを書いたりする時間はグッとなくなりました。
あ、でも、「100枚の絵を描くプロジェクト」は無期限なので、投げ出したつもりはありませんよ〜。

さて、わたしにとって、どんなに忙しくてもどうしてもやめられないものの一つが読書で、図書館へは時々通っています。
うちから徒歩20分くらいのところにあるので、ベビーカーを押して行くこともあります。ハム太は、静かで自分の声がよく響くところへ行くと喜んで「あ!! あ!!」と叫ぶので、ゆっくりしみじみと本を選ぶ余裕はありませんが、人も本も、ひょんな出会いが良いご縁に繋がることがあります。

先日、ハム太が叫び出したので、帰らなければととっさに掴んだこちらの本。

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一緒に借りた他の本を読み終わって、最後まで残っていた本ですが(せっかく借りても開くことなく返すことも度々あります)、おととい読み始めて見たら面白くてやめられず、次の日の辛さは承知で深夜まで読みふけってしまった本です。

自転車で7年半かけて世界一周をした紀行本で、3冊シリーズのうち3冊目(もちろん前の2冊は読んだことありません)。
前の2冊は違うようですが、こちらは食という切り口から各国で見たこと感じたことを書かれていて、食いしん坊のわたしにはおそらく前の2冊よりも興味をそそられる内容でした。

自転車で移動し、テントで宿泊するような旅なので、美味しいレストランの話などはほぼ出てきません。多分、わたしがその場へ行ったとしても、口にするのを躊躇するような屋台飯の話が多く、きっと美味しいものばかりではない。むしろ何度もお腹を壊している。でもなぜか、とても惹かれてしまうのです。

わたしは旅行が好きです。
初めての土地を行く高揚感、現地の人と話す楽しみ、不意に何かを理解して、視点が変わり見知らぬ土地が自分の居場所(単に地球の上のある部分)のように感じる瞬間、そしてまた急に襲ってくる孤独感も含めてー作者は描写や表現が上手くて、読んでいて自分が旅しているような気持ちにさせてくれました。

高級ホテルに泊まるような旅行も嫌いではないけれど、こういう現地の人に混ざって埃をかぶるような旅に心惹かれます。
わたしも若かったら、、、そして子どももいなかったら、、、などと、考えちゃった。
でも、わたしも多少は一人旅をしていて身に沁みてわかっているのですが、こういう旅は女性にはできないね。筆者も含めて、男性ももちろん危険な目に遭うことはあると思うのだけど、女性はその比ではない。

作者は行く先々で、現地の人の厚意でご飯をご馳走になったり、泊めてもらったりしているけれど、こういうときに声をかけてくれるのは男性が多いのです。多分、旅の人が男性だった場合は、一宿一飯の恩義は旅話で済むと思うのだけど、女性だった場合は女性ならではのことを求めて来られることが多くて。わたしも、旅行をしていて、幸い危険な目に遭ったことはないんだけれど、まあどこへ行っても「結婚してないの? 彼氏は?」と訊かれるし、親切にしていただいた後には、しつこくされたりとか、だいたい後腐れがあったなぁ・・・。

だから「またいつか!」って気持ちよく通り過ぎて来られるのって、男性ならではだと思うんですよね。
それがとても羨ましい。
これまであまり男性を羨ましく思うことはなかったけれど、この本を読んで、そんな感情が芽生えてきました。
そんな新しい感情に会えたのも嬉しいな。
前の2冊も読んでみようっと。





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# by umitoramarine | 2017-11-17 01:24 | 本のこと | Comments(0)

ハム太、1歳

ハム太が1歳になりました。
生まれてから、慣れない育児に必死になって1日1日を乗り切るうちに、気がついたら1年経っていた、という感じです。
あっという間だったなぁ〜、1年。

生まれたとき初めて目に入った細い手足、むらさき色だった長い指、うちの猫たちよりも軽く片手で軽々持ち上げられたことはまだ新鮮な記憶ですが、それが嘘のように、あっという間に大きい方の猫の体重も追い越し、ムチムチさんになりました。免疫が切れたらどうなるだろうとビクビクしていたものの、未だに高熱を出すこともなく元気に育ってくれていることに感謝です!


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誕生日は、直前まで「どうせ本人にはわからないからいいか」と相変わらずのやる気のなさでいたのですが、ふと「本人の記憶に残らないからこそちゃんとお祝いして写真に残したほうが良いのでは」と気がつきました。

とりあえず、おうちも飾り付けて、ケーキは、ちょっぴりでも本人が食べられるように、パンケーキを焼いて水切りヨーグルトで飾り付け。ついでに赤ちゃん用ビスケットも焼いてケーキのデコレーションにしたり・・・って、やり出すとどんどん力が入ってしまう。笑

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バーガーキングのキッズミールでもらえる王冠がほしいよね、と半ば冗談で夫と話していたのですが、前日夜にふと思いつき、裁縫箱をひっくり返してフェルトとフェルトボールで王冠を作っちゃいました。ミシンを出すのは大変すぎたので、グルーガンでペタペタ。あっという間にできちゃった。グルーガンって便利ですね! つい買ってしまったものの用途がなく長らくしまいこんでいた素材が使えて満足。

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当日は朝からお祝いメニューを食べて、新宿御苑へ。
芝生の広場で思いきりハイハイしてもらおうと思ったのですが、生まれて初めてこんなに広い場所へきてこわいのか、抱っこから降りたくないみたいでした。それから、芝生のチクチクも嫌だったみたい。そういえば、わたしも子どもの頃、芝生ってすごく痛くチクチク感じていたなあ。今、気持ちいいと感じるのは、手足の皮膚が厚くなったせいなのかな。

ハム太が楽しんでくれたかどうかわからないのですが、親のわたし達にとっては思い出に残る1日となりました。



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ハム太を産むまえのわたしは、正直に言って子どもが好きではなかったし、子育てというものに夢も希望も持っていなくて、自分がちゃんとした母親になれるとも思っていませんでした。

ハム太が生まれて1年、ちゃんとした母親かどうかはわかりませんが、子育ては大変で辛いことばかりではなくて、喜びや幸せな瞬間が散りばめられているということがわかりました。ハム太のおかげです。

出産前に決めた「よき母は目指さない」というポリシー。わたしが一生懸命、良い母親になろうとすればするほど、空回りして子どもを苦しめそうなきがするのでそう決めたんだけど、なかなか力の入れ加減が微妙でまだ掴めずにいます。
色々考え出せば不安になってしまうけど、最終的にはハム太が笑っていてくれたらそれでいい、と思っています。

どうぞ、来年も、満面の笑顔で2歳の誕生日を迎えられますように!



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# by umitoramarine | 2017-11-07 23:50 | ハム太郎のこと | Comments(4)
久々の更新です。
ご無沙汰している間に、一家で旅行して来ました。ハム太、初の海外旅行です。

実は、ハム太のおじいちゃん(夫の父)は台湾で暮らしています。
Facetimeでお話(?)はしているものの、義父はハム太を生で見たことがなかったのです。
会ったことがないとはいえ、ハム太をとっても可愛がってくれている義父に会わせるために、台湾を訪ねることになったのでした。

しかし、赤ちゃん連れ旅行の高いハードルは、飛行機・・・。
よく言われる、飛行機の中の赤ちゃんの泣き声の問題。赤ちゃんは離着陸の時によく泣くといいますし、泣かなくても大声で叫ぶのが好きなハムさん。わたし自身、旅行好きで、飛行機にもよく乗ってましたし、近くに赤ちゃんがいると「ツイテナイ」って思ってたタイプです。さぞかし居た堪れない時間になるだろうと、乗る前から胃が痛いほどでした。

退屈すると愚図ったり大声を出す傾向があるため、おもちゃや本をたくさん持ち込み、アンパンマンのビデオをダウンロードして臨みました。

ところが・・・
飛行機に乗ったハム太、珍しいものがたくさんでキョロキョロご機嫌。あまり大声は出さず(と言うか、飛行機の中って割合うるさいのであまり目立たなかったかも)。
離陸のときは、よく言われる通り授乳をしましたが、飛行中も基本的にご機嫌で一度も泣くことはなく、着陸時は授乳なし。
想像よりずっと楽なフライトとなったのでした。

空港には義父母が迎えに来てくれ、初めてハム太を抱っこした義父はとても嬉しそうでした。
もうすぐ1歳近いハム太。新生児の頃より人見知りをするようになりましたが、知らない人に抱かれて泣くということはたまにしかありません。義父に抱かれてやや緊張の面持ちでしたが、すぐ慣れたようでした。

台湾では義父宅に泊まっていましたが、1日目のハム太はさすがに落ち着かず。
初めての場所に来たと言うのがよくわかっているようで、同じ室内でもちょっと物を取るために離れただけで泣くのです。
夫が抱いていても、わたしがトイレに入ると泣く始末。逆にこれは予想していなかったなぁ。
夜は、新生児の頃みたいに、眠っていてもパイを離さず、離れるとエーン・・・。

さて、困りました。
実は、この旅行、わたしだけが一足先に2日早く帰ることになっていたんです。
どうしても、1週間は滞在したいという夫と、用事もあるし5日間にしたいというわたしの都合で、「じゃあわたしだけ先に帰るのは?」と提案してみたら夫がOKと言ったので(ちょっと意外でしたが)。
どうせ、わたしが用事のある日は朝から晩までいないので、いっそ義両親や親戚もいる台湾にいたほうがいいかもと思っていました。

でもやっぱり安易な考えだったかな、と帰国が近くにつれ不安に。
その間、しかし、ハム太は新しい環境に慣れて来たらしく、3日目にはわたしがトイレに立っても泣かなくなっていました。
帰国の日はさすがに、ハム太がわたしを求めて泣いたときに、いてやれないのが不憫で、ちょっと涙しそうになりました。

が。
帰宅して夫に「ハム太どう? 泣いてない?」と訊くと、「大丈夫。ご飯も食べた」って、オイ。笑
さすがに夜寝る前はマンマ〜と泣いたみたいですが、夜泣きもせずよく寝たそうで。
次の日は、生まれて初めて、丸一日わたしがいなかったわけですが、普通にご機嫌で、散歩に連れて行ってもらって一度も泣かないどころか愚図りもしなかったと。夜寝る前だけが、唯一泣いた時だったそうです。

勝手な話なんだけど、ハム太が泣いたらどうしようと心配していたわりに、全然泣いてないって聞いたら、なんだか「わたしの存在って・・・」って、悲しくなってきました(笑)。

次の日は、夫とハム太の帰国。空港へ迎えに行きました。
ゲートから出てきた夫に抱かれたハム太に視線を合わせ「ハム太〜」と呼んだら、2秒ほど真顔のままじっと顔を眺めたあと、ニッコリとハム太スマイル。・・・というか、今、一瞬、誰だか思い出そうとしてました??

夫から受け取って抱っこした後、スリングをつけるために一度夫に渡したら、「マンマがいい」と(喋らないけど)足をバタバタさせて泣き出したハム太に、ちょっぴり安堵。もうマンマはいなくていいのかと思ったよ〜。

家に帰ったら、すっかり元の甘えん坊に戻り、夫といてもわたしが離れると泣き出したり、ベッドに置いても怒って泣きます。やることあるのに困りますが、しかし、そんな姿が可愛くてホッ。

これまでも時々感じていましたが、ハム太って性格はわたしと似ているのだろうなと思うのです。
わたしも、新しい環境に慣れるのが早いほう。馴染むというとまた別なんだけど、なんというか、目の前にある現実をすぐ受け入れるので、ホームシックになったことがないのです。そしてまた、人に対して結構ドライなとこもあり、誰かがいなくて寂しいとかあまり思わないほう。これに関しては時々人に責められるのですが、これもまた、今そこにある現実を受け入れているせいで、何かの不在を強く思ったりはしないのですね。

ハム太は、1週間に一度の区の預かりに行っていますが、その時も泣いたことはなく、迎えに行っても大喜びしたことはなく、その場では結構シラーっとしています。そういえば、わたしも幼稚園に通い始めたときも。淡々と通っていたらしいしなぁ。

だからと言って、情に薄いのかというと、そんなことはないと自分では思うのですが、人によっては理解不能みたいで「冷たい」って怒られることも時々あるのよね。わたしも今回ちょっと「わたしっていなくてもいいの?」って思いそうになったけど、きっとそんなことないし、今後、ハム太が大きくなるにつれてもっとドライな対応をされることが増えるんだろうけど、理解してあげなくてはなあと思ったのでした。

そして、今、甘えてくれるうちにたっぷり甘やかしておかなくては〜! 笑

ちなみに、帰りの飛行機は夫一人でハム太の面倒を見たのですが、見事に一度も泣かなかったそうです。
フライトアテンダントさんたちが、通りかかるたびに「抱っこしましょうか?」「荷物を取りましょうか?」「困ったことないですか?」と声をかけてくれたそうですが、終始ご機嫌で「こんな子いない」って言われたとか。というか、男一人で乳児連れの飛行機もなかなか見ない光景だったでしょうね。

最後に、今回の旅行、ほぼ「ハム太の面倒を見てた」だけで、一番遠くまで行ったの義父宅から車で5分も行かない場所。
ハム太は離乳食真っ最中だし、うっかり出かけてもご飯を食べさせるのに困ってしまうから・・・
で、気がついたら、写真もほとんど撮っておらず、お見せできるのがこの2枚だけ。

公園の台湾リスと、青くて白いカラスみたいな鳥だけでした!



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あ〜あ〜。

乳児連れて旅行へ行くなら、離乳食が始まる前をオススメします。。。





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# by umitoramarine | 2017-10-29 01:04 | ハム太郎のこと | Comments(2)

エーちゃんの怒り。

うちの黒猫、えーちゃんは、末っ子らしく甘え上手でワガママなところがあるけれど、基本的に明るく元気な可愛い子。黒猫は警戒心が強く飼い主に忠実と言われるようですが、確かに知らない人は苦手で(ピンポーンが鳴っただけで隠れてしまう)家族にはベタベタ。夫とわたしが一緒にいると必ず仲間入りしに来、口喧嘩でもしようものなら「ニャー!」と怒って止めようとする、優しい子です。

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そのえーちゃんが、先日、なんだかとってもわたしに怒ってる。
朝、ご飯をあげたときは普通だったのに、その後、おやつをあげようと呼んでも無視してキャットタワーの上からすごい目をしてわたしを睨むのです。いつもなら呼ばなくても飛んでくるのに。

怒られる心当たりは全くなく、具合でも悪いのかと「どうかした?」とそばに寄ったら、「ウワァ〜〜」と、猫同士の本気の喧嘩みたいな変な唸り声をあげる始末。触ったら、かなり手加減していましたが、カプカプっと噛まれました。

えーちゃんと暮らして4年になるけど、こんなに怒っているのを見たのは初めてで、前の晩わたしと寝たかったのにもう一匹の猫に邪魔されたからかとか、知らないうちに尻尾でも踏んのかとか、考えてみてもそんなことでここまで怒ると思えない。

腑に落ちないまま、夫が仲を取り持ってくれて、えーちゃんの態度は軟化し、いつの間にか元に戻ってました。

謎が解けたのはその夜、えーちゃんの根城であるわたしの部屋へ行ったら、その朝、引き出しの奥から出したラビットファーのボレロがあったんです。20代の頃に、若気の至りで買ったやつね。探し物をしているときに見つけて、今後使うこともないし綺麗だったので、フリマサイトで売ってしまおうかと出しておいたんです。

えーちゃん、多分、朝ごはんを食べに部屋へ行って、この毛皮を見つけたんでしょう。ふわふわにそそられて近寄ったら動物の匂いがして、しかも、すでに死んでるってわかったんじゃないかな。

えーちゃんって、猫にしては抜群の気持ち良い毛皮を持っていて、よく「マフラーにしたい」なんて冗談で言ってたんですが、えーちゃんにしてみれば「あれは本気だったか・・・」と思ったのかもしれません。

昔から動物大好きを自称しながら、たまにこんな毛皮ものを使ったりしてたわたし。ここ数年で、こういった動物がどれほど苦しい思いをさせられてるかを知り、新たに購入するのは止めていたんですが、えーちゃんには申し訳ないことをしました。

数年前、アンゴラのセーターを買った後に、その毛がどう採取されているかを知ってショックだったし、お肌も荒れやすいので、肌に触れるものはコットンを選ぶことが多いんだけど、そのコットンもオーガニックでないものは収穫時に枯葉剤を大量に使うもので環境に良くないみたいで、誰も傷つけない、環境にも優しいものを選ぶって難しいなぁと思います。でも、普段何気なく使っているものが、どんな過程を経て手元にやってきたか、知った上で納得して使うことってきっと大切なことですね。

ウサギさんのボレロは、とりあえずすでに形になってしまったものなので、新しい持ち主さんに大切に使っていただくことにして、これからは気をつけようと思ったのでした。





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# by umitoramarine | 2017-10-10 16:58 | ねこばなし | Comments(2)
こんにちは。
東京も今日からグッと冷え込んで、お昼に外に出たら太陽はとても明るいのにひんやりで。
夏が終わったなーとちょっぴりさみしいけれど、こういう気候は好きです。
しかし、夏みたいな格好してたからちょっと風邪ひいたかも、、、。

さて、最近読んだ本の話。
自殺、という重いテーマ。普段、特にこういったテーマに興味があるわけではないんだけれど、「暮らしの手帳」のバックナンバーに載っていた本の紹介を読んで興味が湧いて手に取りました。


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曰く、自殺希少地域とは「安易にイメージしがちな、優しい人たちがお互いに気遣う癒しの空間ではなく、隣近所とは立ち話や挨拶をする程度の、広くてゆるい繋がりをもつ地域」だそうなのです。

著者はご老人を診ることの多い精神医学者で、いくつかの自殺希少地域を歩いて感じたことが書いてありました。あまり各地域の環境に共通点はないようで、強いていうなら、タイトルのようなことが共通点だったのかなあ?

「ひとの話を聞かない」というのは、本当に聞いてないのではなくて、例えば困っている人に「XXできるけどどうしますか?」と問えば、遠慮深い人は迷惑をかけたくなくて尚困る。そういう人には「助けにきたよ」と尋ねる前にしてあげる。これがひとの助け方。

同時に、同じ人が助けを必要とする側だった場合、自殺希少地域の人たちは自分の考えというものを持っている。だからひとの話をあまり聞かない。そして、印象に残ったのは「自分の考えを持つ人は、他人が違う考えを持つということが理解できる」ということばでした。

著者によると、自殺希少地域にも鬱になる人はいるそうです。というより、自殺が希少な地域はあっても全く起こらない地域はないということで、それもちょっと驚いたのですが・・・ただ、自分の考えを持っている人というのは、鬱になっても自殺に至らず病院へも行かないうちに自分で治る人も多いみたいです。そういう人を、同じように違う考えを尊重できる人がうまく手助けしている間に治るのかなぁ。

確かに、人間関係が密な場所で、古くからの習慣などが息づいていて、それはいいのですが、ちょっと変わった人がいれば「お前はおかしい」「間違っている」と攻撃されるようだったら息苦しいですよね。私は基本的に、田舎とはそういう場所なのではないかと思っていたのですが、この本を読んで出てきた地域も全て田舎の方で、必ずしもそうじゃないみたいです。

エピソードの一つとして、ある地域を尋ねた著者が、気分も重く歩いているところに子どもが「こんにちは」と挨拶をしてくれて、それで気分が軽くなった、と書かれていました。都会だと、すれ違う人は多すぎて挨拶なんかしませんもんね。でも、挨拶一つで心が軽くなることがあるって、私も経験あるなあと思って、この本を読んで以来、マンション内やお店などで、きちんと挨拶するように心がけています。

いろんな人にとって、生きやすい世の中になると良いですね。


さて、ある日の夕食。
いつもは、作りたいものがあればテキトーに作ってしまうか、ネットのレシピを参考にするわたし。
珍しく、レシピ本を買ったのですよ。

〇〇さんのレシピ、とか、料理研究家の料理研究家のお名前にはあまり興味がなかったのですが、どっかに「レシピ本を一冊まるまる作ってみたら、その人の理念がわかる」みたいなことが書かれていて、まあそれをやろうと思って買ったのではないけれど、たまにはレシピ本もいいかなと。

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赤いのは、「メカジキのトマトケーパーソース」、またもや夫の魚嫌いに挑戦、の献立です。
これ、とっても美味しかった。脂ののったメカジキに、酸っぱ甘いソースが絶妙に合ってて。
夫も、「すごく美味しかった」だそうで。

そうなのよねー夫って、魚はそこまで好きじゃないかもしれないけど、食べられないって訳でもなくて、焼き魚みたいなそのまんまのじゃなくちょっと工夫してあれば食べれるのよね。

わたしはまんまで十分なタイプなので、お魚料理のレパートリーがあんまりなかった訳ですが。
こうして工夫して食べてくれるなら、もっといろいろ試してみようかな〜、と思ったのでした。



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# by umitoramarine | 2017-10-07 20:29 | 本のこと | Comments(2)