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アラフォーのわたしと夫と猫2匹の暮らしに、男児が一人加わりました(2016年11月)。おいしいもの、猫、本、アートと子育て日記。


by umi
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カテゴリ:本のこと( 1 )

子どもの頃から、日々ご飯を食べるように、本を読んで来ました。
と言っても、高尚な文学に通じているわけでもなく乱読なのですが、読了した延べ冊数ならきっと、そんじょそこらの人には負けないのじゃないかなぁ。読むのも速いため、買うのでは追いつかず、図書館通いはずっと習慣のひとつでした。

そんな習慣も、ハム太が生まれて暫くお休みか……と思ったものの、どうしても本を読まずにいられず、図書館通いも止められなくて、わずかな隙を見て読書をしています。これまで、ベッドに入ってから眠りに落ちるまでは読書の時間だったけれど、今は隣にハム太がいるので灯りをつけられなくて、ブックライトを買いました。

ネットで買った1200円ほどのブックライトは、明る過ぎ、照らす範囲が広過ぎて駄目で、次に手に入れたのは100均のコレ。それでも明るいので、ガムテープを貼付けて、やっとちょうどいい明るさになりました。灯りが漏れないように角度を調整すると、本がめくり辛いという難点はあるけれど、それでもハム太に添い寝しながら本が読めて助かっています。

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そして、最近図書館で借りて読んだ本がこちら。

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決して、ゴリラの子育てを参考にしようと思った訳ではないのですが(笑)、やっぱり今この時期だから、他の動物の子育てにも興味が湧いてなんとなく手に取ったんです。

わたしは、動物が好きと言いながら、これまで猿類にはあまりにはあまり興味が無かったのです。
この本を読んで知ったのは、ニホンザルなどのいわゆるサル(monkey)とゴリラなど類人猿(ape)の違い。
猿類って赤ちゃんをくっつけたまま飛んだり走ったりしているイメージですが、それが出来るのはmonkeyのほうだけ。apeの赤ちゃんはmonkeyに比べると握力が弱く、お母さんにくっついていられるのもせいぜい2〜3分なんだそう。なので、みんな赤ちゃんを抱っこして歩くし、抱っこしてあげないと赤ちゃんゴリラはお母さんのおっぱいに届かないし、飲めないそうです。

そんなゴリラのうちの一頭が、出産したものの赤ちゃんを抱かずに床に放置している。観察日記はそこから始まります。そしたら、お母さんゴリラのお母さん(つまりおばあちゃん)が赤ちゃんを抱き上げ、お母さんに「ちゃんと抱きなさい」というように渡した……これって、野生では見られないことなんだそうです。お母さんは渡された赤ちゃんを抱っこしたけれど、やはりおばあちゃんに「抱っこしておいて」と渡したり、また返されたり。そんなふうに育てられた赤ちゃんゴリラがどう成長していくか……。気になってページを繰る手が止まらずでした。monkeyの子育てや、ヒトの心理学も引用しつつゴリラの子育ての考察がされているのですが、ゴリラって思っていた以上に人間に近いようで、でも人間よりずっと寛容な面もあって……いつの間にか、ゴリラを見習いたい気持ちにもなっていました(笑)。

この著者の方は、動物行動学ではなくて、人間科学研究科の教授なのですね。なので、人間の心理を研究する一環として、ヒトに近い霊長類の観察をされているのかと思います。動物好きはもちろん、心理学好きや子育てに熱心な方も面白く読める本だと思います。

これまで、4つ足動物が一番好きでしたけど、次に動物園に行ったら猿や類人猿に注目したくなりましたよー。




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by umitoramarine | 2017-01-30 06:24 | 本のこと | Comments(2)