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アラフォーのわたしと夫と猫2匹の暮らしに、男児が一人加わりました(2016年11月)。おいしいもの、猫、本、アートと子育て日記。


by umi
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エーちゃんの怒り。

うちの黒猫、えーちゃんは、末っ子らしく甘え上手でワガママなところがあるけれど、基本的に明るく元気な可愛い子。黒猫は警戒心が強く飼い主に忠実と言われるようですが、確かに知らない人は苦手で(ピンポーンが鳴っただけで隠れてしまう)家族にはベタベタ。夫とわたしが一緒にいると必ず仲間入りしに来、口喧嘩でもしようものなら「ニャー!」と怒って止めようとする、優しい子です。

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そのえーちゃんが、先日、なんだかとってもわたしに怒ってる。
朝、ご飯をあげたときは普通だったのに、その後、おやつをあげようと呼んでも無視してキャットタワーの上からすごい目をしてわたしを睨むのです。いつもなら呼ばなくても飛んでくるのに。

怒られる心当たりは全くなく、具合でも悪いのかと「どうかした?」とそばに寄ったら、「ウワァ〜〜」と、猫同士の本気の喧嘩みたいな変な唸り声をあげる始末。触ったら、かなり手加減していましたが、カプカプっと噛まれました。

えーちゃんと暮らして4年になるけど、こんなに怒っているのを見たのは初めてで、前の晩わたしと寝たかったのにもう一匹の猫に邪魔されたからかとか、知らないうちに尻尾でも踏んのかとか、考えてみてもそんなことでここまで怒ると思えない。

腑に落ちないまま、夫が仲を取り持ってくれて、えーちゃんの態度は軟化し、いつの間にか元に戻ってました。

謎が解けたのはその夜、えーちゃんの根城であるわたしの部屋へ行ったら、その朝、引き出しの奥から出したラビットファーのボレロがあったんです。20代の頃に、若気の至りで買ったやつね。探し物をしているときに見つけて、今後使うこともないし綺麗だったので、フリマサイトで売ってしまおうかと出しておいたんです。

えーちゃん、多分、朝ごはんを食べに部屋へ行って、この毛皮を見つけたんでしょう。ふわふわにそそられて近寄ったら動物の匂いがして、しかも、すでに死んでるってわかったんじゃないかな。

えーちゃんって、猫にしては抜群の気持ち良い毛皮を持っていて、よく「マフラーにしたい」なんて冗談で言ってたんですが、えーちゃんにしてみれば「あれは本気だったか・・・」と思ったのかもしれません。

昔から動物大好きを自称しながら、たまにこんな毛皮ものを使ったりしてたわたし。ここ数年で、こういった動物がどれほど苦しい思いをさせられてるかを知り、新たに購入するのは止めていたんですが、えーちゃんには申し訳ないことをしました。

数年前、アンゴラのセーターを買った後に、その毛がどう採取されているかを知ってショックだったし、お肌も荒れやすいので、肌に触れるものはコットンを選ぶことが多いんだけど、そのコットンもオーガニックでないものは収穫時に枯葉剤を大量に使うもので環境に良くないみたいで、誰も傷つけない、環境にも優しいものを選ぶって難しいなぁと思います。でも、普段何気なく使っているものが、どんな過程を経て手元にやってきたか、知った上で納得して使うことってきっと大切なことですね。

ウサギさんのボレロは、とりあえずすでに形になってしまったものなので、新しい持ち主さんに大切に使っていただくことにして、これからは気をつけようと思ったのでした。





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by umitoramarine | 2017-10-10 16:58 | ねこばなし | Comments(2)
こんにちは。
東京も今日からグッと冷え込んで、お昼に外に出たら太陽はとても明るいのにひんやりで。
夏が終わったなーとちょっぴりさみしいけれど、こういう気候は好きです。
しかし、夏みたいな格好してたからちょっと風邪ひいたかも、、、。

さて、最近読んだ本の話。
自殺、という重いテーマ。普段、特にこういったテーマに興味があるわけではないんだけれど、「暮らしの手帳」のバックナンバーに載っていた本の紹介を読んで興味が湧いて手に取りました。


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曰く、自殺希少地域とは「安易にイメージしがちな、優しい人たちがお互いに気遣う癒しの空間ではなく、隣近所とは立ち話や挨拶をする程度の、広くてゆるい繋がりをもつ地域」だそうなのです。

著者はご老人を診ることの多い精神医学者で、いくつかの自殺希少地域を歩いて感じたことが書いてありました。あまり各地域の環境に共通点はないようで、強いていうなら、タイトルのようなことが共通点だったのかなあ?

「ひとの話を聞かない」というのは、本当に聞いてないのではなくて、例えば困っている人に「XXできるけどどうしますか?」と問えば、遠慮深い人は迷惑をかけたくなくて尚困る。そういう人には「助けにきたよ」と尋ねる前にしてあげる。これがひとの助け方。

同時に、同じ人が助けを必要とする側だった場合、自殺希少地域の人たちは自分の考えというものを持っている。だからひとの話をあまり聞かない。そして、印象に残ったのは「自分の考えを持つ人は、他人が違う考えを持つということが理解できる」ということばでした。

著者によると、自殺希少地域にも鬱になる人はいるそうです。というより、自殺が希少な地域はあっても全く起こらない地域はないということで、それもちょっと驚いたのですが・・・ただ、自分の考えを持っている人というのは、鬱になっても自殺に至らず病院へも行かないうちに自分で治る人も多いみたいです。そういう人を、同じように違う考えを尊重できる人がうまく手助けしている間に治るのかなぁ。

確かに、人間関係が密な場所で、古くからの習慣などが息づいていて、それはいいのですが、ちょっと変わった人がいれば「お前はおかしい」「間違っている」と攻撃されるようだったら息苦しいですよね。私は基本的に、田舎とはそういう場所なのではないかと思っていたのですが、この本を読んで出てきた地域も全て田舎の方で、必ずしもそうじゃないみたいです。

エピソードの一つとして、ある地域を尋ねた著者が、気分も重く歩いているところに子どもが「こんにちは」と挨拶をしてくれて、それで気分が軽くなった、と書かれていました。都会だと、すれ違う人は多すぎて挨拶なんかしませんもんね。でも、挨拶一つで心が軽くなることがあるって、私も経験あるなあと思って、この本を読んで以来、マンション内やお店などで、きちんと挨拶するように心がけています。

いろんな人にとって、生きやすい世の中になると良いですね。


さて、ある日の夕食。
いつもは、作りたいものがあればテキトーに作ってしまうか、ネットのレシピを参考にするわたし。
珍しく、レシピ本を買ったのですよ。

〇〇さんのレシピ、とか、料理研究家の料理研究家のお名前にはあまり興味がなかったのですが、どっかに「レシピ本を一冊まるまる作ってみたら、その人の理念がわかる」みたいなことが書かれていて、まあそれをやろうと思って買ったのではないけれど、たまにはレシピ本もいいかなと。

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赤いのは、「メカジキのトマトケーパーソース」、またもや夫の魚嫌いに挑戦、の献立です。
これ、とっても美味しかった。脂ののったメカジキに、酸っぱ甘いソースが絶妙に合ってて。
夫も、「すごく美味しかった」だそうで。

そうなのよねー夫って、魚はそこまで好きじゃないかもしれないけど、食べられないって訳でもなくて、焼き魚みたいなそのまんまのじゃなくちょっと工夫してあれば食べれるのよね。

わたしはまんまで十分なタイプなので、お魚料理のレパートリーがあんまりなかった訳ですが。
こうして工夫して食べてくれるなら、もっといろいろ試してみようかな〜、と思ったのでした。



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by umitoramarine | 2017-10-07 20:29 | 本のこと | Comments(2)