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アラフォーのわたしと夫と猫2匹の暮らしに、男児が一人加わりました(2016年11月)。おいしいもの、猫、本、アートと子育て日記。


by umi
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クリスマスイブ

昨日から、コップをテーブルに置くたびに、ガンっと音を立ててしまう。
不機嫌なのではない。左腕が指先まで痺れていて、力が入らないのだ。

無宗教なのだけど日本人だから、クリスマス・イブはやっぱり家族でお祝い気分で、ちょっと前からメニューを考えていた。
イブの夕食はミートローフがここ数年の定番だったけれど、Africaさんとこの赤ワイン煮込みが美味しそうだったので、挑戦することにした。ちょっと手がかかりそうだけど、お祝いの勢いで作っちゃおうと。

パンも、前日から仕込んで焼いた。
寝る前に仕込んで、なんとなく玄関先に放置。朝見たらきちんと発酵していました。
今まで粉300gで作っていたけど、食べきるのに時間がかかるので、200gで焼いた。

こちら覚え書き。
・強力粉200g
・水150 ml
・塩 小さじ1/2
・ドライイースト0.3g (一袋)
砂糖を大さじ1追加。 
200度で蓋を閉めて30分、開けて30分。

コロンといい感じに焼けました。やっぱり今までのは、鍋が小さすぎたらしい。

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赤ワイン煮込みは、うちは鹿はないので牛すね肉で。
味付けは、醤油大さじ1、はちみつ大さじ1くらい。塩ほんの少し。にんにくを丸のままコロンと入れて煮た。
煮込みの方は煮込むだけだけど、マッシュポテトを作っていたらハム太が追いすがってきて・・・
熱いうちに皮を剥かなくてはいけないのに、抱っこしてくれと泣くし、バタバタ。
なんとか出来上がったときにはヘトヘト。
皮付きで蒸すのが美味しいには決まってるけど、やっぱりこんな時は、皮むいて牛乳で茹でて裏ごしせずマッシュする、手抜きのやり方にすればよかった〜〜。
お料理や家事を頑張ってピリピリしてるお母さんより、ちょっと手抜きでもニコニコしててすぐに抱っこしてくれるお母さんの方がいいと思ってるのに、すぐに力のかけ方を間違ってしまう。
しかし、お料理はとても美味しくでき、夫は美味しい美味しいと喜んで食べてくれた。
また作ろう、今度は手抜きバージョンで。

ちなみに、痛むわけではないんだけど、言うことを聞かない手で料理をするのは大変だった。
特に、重い鍋を持ち上げたり、野菜を切るのに押さえるのが。
パンの鍋を熱いオーブンから取り出すとき、うまく支えられなくて火傷しそうで怖かった。
わたしはきっとそのうち治るだろうけど、ご老人はいつもこんな不自由を抱えながら生活しているのだろうか。


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夫に、サプライズでスタバのタンブラーをプレゼントした。
毎日のようにコーヒーを飲むし、タンブラーがあれば持ち帰りに紙袋に入れてもらう必要もなく(地味に気になっていた)、ベビーカーにドリンクホルダーをつけてなくても持ち歩きが簡単だと思ったのだ。

ちなみに、夫からわたしへプレゼントはなかったが、サプライズを企むような人ではないので元々期待もなく、欲しいものも特にないので構わない。本当に、心底構わない自分がいて面白い。もっと若い頃なら、どこかで期待していたし、欲しいものがなくったって喜ばせようと言う気持ちが欲しくて内心拗ねていたに違いないからだ。
歳をとったんだな、と思い、歳をとるのもいいなあと思った。


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# by umitoramarine | 2017-12-24 23:35 | おうちごはん | Comments(2)

Yちゃん

大学時代の友達、Yちゃんが遊びに来てくれた。
最後に会ったのは妊娠中の夏だったので、本当に久しぶりだ。
駅の側でお鮨のランチを食べてから、うちに来た。

結婚前は家ももっと近かったし、映画に行ったりたまには旅行に行ったりして遊んだけれど、
今はもう少し、会うのに「よいしょ」の勢いが必要になったように思う。
家も少し離れたし、互いの環境が違いすぎて。
子どもの話ばかりするような人にはなりたくないのに、結局、話題の多くは息子がらみになってしまった。

昨日の夜焼いたラングドシャを出したら、Yちゃんは、
「料理をするのは知ってたけど、お菓子を作るとは知らなかった」と言う。
子どもの頃から時々お菓子づくりはしていたけれど、言われてみれば、学生時代から夫と暮らし始めるまで使っていたオーブンは電子レンジと一体型の温度調節もできないもので、ごくたまにチーズケーキやりんごのケーキを焼いていたけれど、Yちゃんに食べてもらうことはなかったかもしれない。

長い付き合いだけど、お互い知らないことがまだまだたくさんあるんだろうなぁ。
またいつか、二人とも楽しい話題で時間を過ごせるようになるまでのんびりと付き合っていけたらと思った。








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# by umitoramarine | 2017-12-24 00:07 | つぶやき | Comments(2)

夫とデート

久しぶりに、夫と二人で出かけた。二人ともそれぞれ、新宿で見たい展示があったのだ。
最初に向かったのは、夫が選んだ「韓国の抽象」という展示。
日本で「モノ派」を学んだ人たちが韓国で作った「単色画」というものらしい。
言葉通り、あまり色を使わず(黒なら黒、微妙な明度の違いがあるが一色に見える)、凹凸などのタッチで表現した絵画だった。
シンプルな美しさというのはあるけれど、よくわからないな〜、なんでこんな絵を描きたい、飾りたいと思うのか・・・とわたしは思ったが、夫は「すごいね、すごくかっこいい」と感動していた。特に、わたしには塗りかけの壁にしか見えない絵を「これが一番いい」というので、何がどうすごいのか言葉で表現してくれと言ったら、言葉で表現するようなものじゃないと言われ、わからずじまいだった。

絵を見ながら夫の語ったことをつなぎ合われば、つまり、石ころと同じ美しさを表現した絵画ということらしい。
石ころの美しさはわたしにもわかる。でも、それを敢えて表現した壁紙みたいな絵が、数千万円で、美術館にあるというのが、わたしにはよくわからないのだよな〜。

展示を見た後、ランチに天ぷらを食べて、わたしの見たかった写真展を見に行った。
わたしが見たかったのは、西本喜美子さんという御年85歳のおばあちゃんの自撮り写真。
こんなの↓です。

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車にひかれながらお寿司を食べているのやら、河童に扮しているものやら、とにかく面白い。
そして、ご本人のお顔がとても楽しそうなのである。
西本さんは、70代で写真を学び、それからDTPも学んで、自撮りを加工して面白い写真を作っている。
遊び心の塊みたいな作品の数々を見ていたら、面白いはずなのに、なんだか感動して涙ぐんでしまった。
わたしもおばあちゃんになったとき、これくらい楽しんで自由でありたいなあ。そう思ったのだ。
ちなみに、抽象画で感動していた夫は、こちらはこちらで「すごい人だ」と感動していたようです。

考えて見ると、夫と二人で外出したのは夏以来のことだった。
自分はそうはならないと思っていたけれど、子どもが生まれてみれば見事に「夫は二の次」になっていた。
お迎えの時間があったので、駆け足みたいな1日だったのに、夫は今日は少し早めのクリスマスみたいだったと喜んでいて、たまには夫との時間を作らないといけないなとちょっと反省した。




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# by umitoramarine | 2017-12-22 23:02 | アート | Comments(2)

田村セツ子さんの展示

田村セツ子さんがグループ展に出品されていたので、原画を一目見ようと出かけた。
名前でピンと来なくても、わたしの世代の女性なら、絵を見たらきっとわかると思う。

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わたしは小さな頃から西洋かぶれで、図書館でもいつもカタカナの名前の人の本を選んで読んでいた。
日本人が書いた文章も、日本人が描いたと一目でわかるようなイラストも基本的にすきじゃなかった。
イギリス人の作家ブライトンが双子の女の子の寮生活を描いた「おちゃめなふたご」シリーズのイラストを田村セツ子さんが描かれていたのは後ほど知ったのだけど、その挿絵はとても可愛くて、憧れの海外のイメージを壊さなくて大好きだった。
他にも、わたしは少女だった頃は、田村セツ子さんの絵をいろんなところで目にしていたように思う。
田村さんの描く女の子は、わたしにたくさんの夢を与えてくれた。
原画は、よく見るとコラージュだったり、立体的な紙が貼り付けられていて、遊び心にあふれたものだった。
小さな頃憧れた世界の原画が見られてよかった。

帰り道に覗いたインテリアショップで、ツリーが売られていたので買ってみた。
卓上サイズで小さくたためて、飾りもついていたので、これなら邪魔にならないと思ったのだ。
まだクリスマスは過ぎていないのに、すでに30%オフになっていた。

昨年、義母が息子のためにツリーを買ってくれると言ってくれたのだが断った。
大きいものは置く場所に困るし、きっと猫が登ってボロボロにしてしまうからだ。
息子はまだ小さくクリスマスの意味もわからないから、卓上ツリーで十分だと思う。
それにもう一つ。
わたしが小さい頃、家には大きなツリーがあった。
無駄なものを買ってくれない親なのに、どうしてこんな立派なものが家にあるんだろうと、幼心に思うくらい大きかったのだ。
でも、少し成長してその理由がわかった。
そのツリーは、さして大きいものではなくて、自分が小さかったのだと。見上げていたから、本物の木みたいに大きかったのだ。
だから今日買った卓上ツリーは、わたしが思うよりずっと、息子には大きく立派なものに見えるだろうなと思う。
もし覚えてたら、写真を見たときにビックリするだろうけど。




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# by umitoramarine | 2017-12-22 00:36 | つぶやき | Comments(0)

キャロル

先日遊びにきた台湾人の友達が、大阪、北海道を巡って帰国する前にまた遊びに来てくれた。
いろんなところで見たけどこれはなに?と鏡餅の写真を見せられて、説明した。
そのあと、神社と寺の違いについても訊かれて、神社は神様がいるところで、寺は仏様がいるところ、とあまりにも簡単な説明をしたら、「じゃあこれって何?」と見せられたのは、護国神社の石碑で、えー護国神社は多分英霊を祀ってあるけれど、英霊は神様になるの?それとも神様と共に英霊が在るということなの??と混乱し「ごめん、わたし日本の歴史や習慣って疎いの・・・・」と白旗を挙げた。彼女が帰った後、ウィキペディアを読んだけれどやはり今ひとつ分からなかった。学生時代、社会科が一番嫌いだった。今は、一からやり直したい気分だ。

友達を見送った後、息子を遊ばせながら、借りっぱなしだった「キャロル」のDVDを観た。
それぞれ、夫と恋人のいる女性が恋に堕ちる話だ。
女性どうしだからなのか、他人の恋愛だからなのか、今ひとつ入り込めなかった。
ストーリー展開とは関係ないのだけれど、夫のいる女性の方には過去にも女性の恋人がいて、その人との恋愛は終わっていたけれど、親友となって今回の恋の話を聞いたりしていた。その女性を見送るときに背中の方で腕を組み合う短いシーンがなぜか印象に残った。なんというか、友情プラス過去の恋愛関係が、ストレートの女性同士の友情ではありえないほどの強い結びつきになったことを思わせたから。

少し前に「ブロークバックマウンテン」を観た。こちらは男性同士の話だった。
夫の気持ちだって理解し難いのに、男性が男性を愛する気持ちにはなかなか入り込めない、というのがその時の感想だった。
でも、「キャロル」と比べてみると、「ブロークバックマウンテン」の男性二人の方が背徳感でいっぱいで、二人の恋愛は悲壮感が漂っていた。どちらも普通の暮らしをするために女性と結婚などしていた。どちらも古い時代を描いたものだが、男性の方が社会での役割が大きかったぶん、マイノリティであることは弱みであり、開き直るということが難しいのかもしれないと思った。これからの時代はまた少し変わってくるだろうけど。

映画を観ている間、息子はつかまり立ちの練習をしていて、なんとソファによじ登ることに成功した。とても軽く手を添えた状態で登ってしまったので、落ちたら捕まえられるよう手を近くに添えて、でも触れずにいたら、登ってしまったのだ。でも、登ったからには降りなくてはいけない。当然のように頭から降りようとし、それでは重みで落ちてしまって首を捻りかねないので、「足から降りるんだよ」と言い聞かせながら支えて、足から降りるのを練習させた。何度やっても頭から行きたくなるらしく、ふと目を逸らしたすきに、わたしの上に転がり落ちてきた。でも、それで「頭からじゃいけない」と理解したらしく、足から降りる練習を積極的に始めて、こちらもできるようになった。帰宅した夫にやって見せたら「すごーい!」と褒められて調子にのり、さらに10往復はしていた。

寝かしつけをしているとき、寝ぼけたのか、急にパチパチと拍手をしていた。
よほど嬉しかったんだなぁ。
これからたくさんの成功体験を重ねていく息子が、ちょっとうらやましくなった。


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# by umitoramarine | 2017-12-21 00:27 | つぶやき | Comments(0)