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アラフォーのわたしと夫と猫2匹の暮らしに、男児が一人加わりました(2016年11月)。おいしいもの、猫、本、アートと子育て日記。


by umi
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木彫りのこと 4

えー、なぜかまだ続く木彫りの話。
どういう彫刻刀を使っているかお尋ねがあったので載せます。これがわたしの彫刻セット(手のひらサイズ用)。


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彫刻刀は、セットで持っているのですが、手のひらサイズの動物は、基本的にこの平刀1本で彫れます!
あと、名前が分からないですけど、斜め刃っていうのでしょうか…平で斜めになっているやつね。あれが、目とか細かいところを彫るときにあると便利です。今、手元になかったので写真には無いですが。

子どもの頃、学校で彫刻をするときは板みたいなものを彫っていて、三角刀や丸刀ばかり使っていませんでしたか? で、「なんのためにあるのだろう」と思っていた平刀の出番。実は立体のためにあった……と、木彫り初めてやっとわかりました!

あとは、粗彫り用の小さなノコギリ。あと、ワークショップでは危険だからか使いませんが、わたしは小刀を使っちゃうときもあります。粗彫りの次の荒削りくらいのときに。

下に引いている板は、本当は彫刻板があればいいんですけど、その代わりに使っているもの。キャンバスを張るための板です。角っこに木を固定して滑らないようにするとやりやすいです。

彫刻刀は「パワーグリップ」っていう名前のもので、握り易くて彫り易いです。


で、先日、夫が急に「ハム太見ているから気分転換に出かけてきていいよ」と言ってくれまして。観たかった展示があったので行こうと思ったらおやすみで。この素敵な自由時間、なにに使おうと考えた結果、今一番したいこと、それは木彫り!となりまして。

行ってきました。メーカーズベース。http://makers-base.com/
現時点で、東京と博多にしかないみたいですけど(札幌はお休み中)、いろーんな物作りが出来る施設がありまして、去年そこの会員になったんです。

わたしはほとんど木工エリア利用で、専門的な道具は使わないんですけど、大きな木を切ったり鉋をかけたりする機器もあって、トレーニングを受ければ使用できるんですよ。

で、今彫っているフェレットなんちゃん。
ここいらは去年の春頃やってたぶんなのですが。

まず6面にそれぞれの方向から見た下絵を描いて。



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ノコギリで切れるだけ切ります。
この作業がいつも一番辛くて嫌い。。。。


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ノコギリの粗彫りが終わったところです。

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こっからは、先日の作業。
ついに自分用の鑿まで買ってしまったので(メーカーズベースに鑿の貸し出しはありません。ノコギリはあります)、本格的に彫りに入りました。この青い、クランプと言うんでしょうか。押さえておくやつね、これがあると作業のはかどりが全然違います!
なにより安全。木彫りってやっぱり危ないです。鑿ももちろん刃物で切れ味いいから、去年一度、手が滑ってパンツに切れ目が入っちゃった。脚が無事でよかったですけど。


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なんちゃんは、実寸の80%くらいで作っているんですが、例え手のひらサイズでも、作業中に撫でると「あ、ここをもっと彫らないと」「ここはふくらんでるんだよね」って、あるべき形がなんとなく分かります。猫とフェレットと暮らして、触ったときの凹凸をちゃんと手が覚えているんですね。でも、わたしがなんちゃんと一緒に暮らしたのは3年ほどで、お世話はほとんど夫がしていたから、猫よりずっと難しいよー。なんちゃんの記憶を手探りしながら彫っています。


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時間が来たのでお片づけ。周りに散った木屑を集めると「こんなに彫った」と達成感。
なんちゃん、もしかしたら今年のクリスマスには間に合うかもーーー。






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Commented by africaesp at 2017-03-12 14:45
umiさん、詳しくありがとうございますー!
うん。平刀って、彫ったともっと深く平らに掘るときしか使わなかった。
それがメインなのですねえ。
あとは小さなノコギリか。
ふんふん。
しっかし、危なかったですね。パンツに切れ目入るなんて怖いよー(汗)怪我はなかったのね。
一番心配なのは、それぞれの方向から見た時ズレないんだろーか。
なんちゃん、みるみる彫れてるではないですかー!え、クリスマスまでかかるの?予想外に次からの作業が大変?
Commented by YUE at 2017-03-13 00:31 x
わぁ・・・立体を彫る・・・って、その立体感覚が私にはないから難しそう・・・。
怪我に気をつけて、仕上げてくださいね。
でも、今のままでも、なんちゃん、動き出しそうです。
Commented by umitoramarine at 2017-03-14 11:46
*Africaさん

あー、それぞれの方向から見たとき、ズレます。でも下絵って、一応書いても粗彫りの時点でほとんどなにも無くなるんです。脚の裏の位置以外。だからそこまで厳密に描かないです。
クリスマスというのは、夫の誕生日は終わっちゃったので、次のプレゼントの機会ってことですよー。あんまり物欲しがらない人なので、前回と前々回はなんちゃんの絵と可愛がっていた猫の絵描いてあげました。笑
Commented by umitoramarine at 2017-03-14 11:48
*YUEさん

立体感覚って、わたしも無いです〜笑 だから、猫とかでも彫る時一番困るのはね、顎の下。あんまり下から見ないから・・・。
メーカーズベースでなんちゃん彫ってたら、お店の人から「くまですか?」って言われましたー。笑 たしかにまだ、くまに見える。
Commented by papricagigi at 2017-03-22 09:43
umiさん、こんにちわ!
わーー!木彫されてるー!!ってめちゃくちゃテンションあがっちゃいましたっ。素敵っ。umiさんが木彫を始められたのはみおさんのワークショップがきっかけなのですか?過去記事もみせていただいたのですが、猫ちゃんたちの雰囲気がとても柔らかで、掘っていく静かなプロセスの中でumiさんの愛情が掘っている対象に浸透していったかの様です。その作業が「瞑想」の様っていうの、なんとなくわかります。自分と手の中の対象以外には何も存在しないふわぁっとした感。
また木彫や他の手作りのお話、聞かせてくださいね〜。あ、リンクを頂いていきます!
Commented by umitoramarine at 2017-03-26 12:55
*Papricaさん

ご訪問ありがとうです! お返事遅くなりました〜。
そうそう、なにかのきっかけで、はしもとみおさんのことを知って夢中になって、ワークショップに参加したのが始まりでした。うさぎさんを彫るワークショップだったんですよ。そこから木彫りの楽しさに目覚めて、自分用の彫刻刀を買ってホリホリするようになりました。はしもとさんも「自分の表現などはなく、ただそっくりに作ることを考えている」って仰っているけれど、すぐにはしもとさんの作品と分かる雰囲気がありますけど、みんな個性が出るんですよね〜。でも木彫りって上手に作れなくても全部、木がそれを「味」に変えてくれる気がします♪
リンクありがとうございまーす!
by umitoramarine | 2017-03-09 14:44 | アート | Comments(6)