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アラフォーのわたしと夫と猫2匹の暮らしに、男児が一人加わりました(2016年11月)。おいしいもの、猫、本、アートと子育て日記。


by umi
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昨日、夫がハム太を散歩に連れ出してくれている隙に、ブールドネージュを焼きました。
別名、スノーボール。粉砂糖をまぶした丸いクッキーですね。

バターの他、砂糖、アーモンドパウダー、コーンスターチ、小麦粉と粉っぽいものが4種類。
全て計量を済ませて、バターが固かったのでちょっと柔らかくしようかと電子レンジの解凍モードにかけたら、なんと。見事に溶かしバターになってしまったのです。

クッキーは、バターを白っぽくなるまですり混ぜて、そこに砂糖〜粉とさっくり混ぜていくのが基本だから・・・溶かしバターじゃ、ダメ、よねと頭が真っ白に。一瞬、溶かしバターで作れる別のお菓子のレシピを検索しようかとも思いましたが、もう他の材料用意しちゃってるし、前にマフィンを溶かしバターで作ってしまったとき、意外に普通な出来上がりだったし、タルトタタンだって失敗の産物だからもしかしたら美味しいものができるかもしれないし、とやけっぱちで溶かしバターの中に砂糖をばさっと全量放り込みました。

が、砂糖だと思ったのはコーンスターチだった・・・!
(砂糖は粉砂糖だったから、似てたんです)

ここで、本当にヤケになって、砂糖や粉類を、ふるいもせずにぶち込んで混ぜて、出来上がったタネを丸めて焼いてやりました。


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うーん・・・美味しい。
本当に美味しいんです。

ブールドネージュは好きで、売ってあるものも時々食べたりするんですが、ほろっとした歯ざわりとか、微妙なしっとり加減とか、これぞ求めていたブールドネージュ。

ちゃんと、バターをすり混ぜて、正しい手順で作ったらもっとさらに美味しかったのかなぁ。
そうかもしれませんが、全然、悪くないものができました。
これまで信じていたクッキー作りの基本みたいなのはなんなのだろうか・・・・。

普段のご飯を作るとき、材料を他のものに代用したり、調味料を適当に加減したり、それでも大体は美味しいものが出来上がると思うんですけど、お菓子に関してはレシピ通りにきっちりやらないとだめ!という印象を持っていて。でもそれって、違ったのかなぁ、って思います。

おかし作りって一念発起しないとできなかったんだけど、ちょっと間違ってもそれなりにうまくいくなら、もっと気軽に作っていいのかな。ちゃちゃっとテキトーご飯を作る感覚でお菓子も作れたらいいなあって思います。








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# by umitoramarine | 2018-12-09 22:45 | 手作り | Comments(2)

東山魁夷展

新国立美術館で開催している東山魁夷展に行ってきました。
遠くに住んでいる友達と、久しぶりに会う約束をしたんだけど、諸事情により2度リスケになり、最終日の今日滑り込みで観てきたのです。混んでいたけど、行けてよかった。


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幼い頃からなぜか西洋かぶれで、日本的なものがあまり好きでなかったわたしなのですが、東山魁夷の絵だけは好きでした。
魁夷はドイツに留学したこともあったので、日本画の中にも西洋的な雰囲気を感じたからなのかな。
4〜5年前だったか、東山魁夷の絵を見るために、長野県まで行ったくらい好きなのです。

今回の展示は、長野の美術館で見たものもあったけれど、唐招提寺の襖絵が見ものでした。
だいたい40歳頃の作品から始まり、年代を追って展示をされていたのですが、「こんなに美しい絵をどうしたら描けるんだろう。彼はきっと選ばれた天才なんだなぁ」などと思いながら見ていたら、魁夷70歳の作品の説明書きにこんな言葉を見たのです。
うろ覚えですが・・・

『信じがたいことだが、魁夷は自分には絵の才能がないと思っていた。しかし、この頃、絵を描くことは祈りであるという悟りに達した。上手いか下手かは関係ない。ただ、心を込めて描かれた絵が良い絵なのだと思うようになった』

言葉は覚えていないのですが、こんな内容でした。
そして、よく描かれている白い馬はこの頃から描かれるようになったのだそうです。

他の誰にも描けない美しい絵を描き、襖絵を任されるほど賞賛を受けながらも自分の才能を信じられなかった魁夷。
でも、もしかしたら、それこそが魁夷が90歳までも絵を描き続け、たくさんの作品を残せた理由なのかもしれないと思いました。
簡単に自分の才能に満足していたら、もう描く必要も無くなってしまいますもんね。
わたしも、奢ることなく、また自分を卑下することもなく、心を込めて自分の作品を書こうと、少し勇気付けられました。

写真はないのですが、絶筆となった90歳の「夕星」という作品は、その名の通り空に星が浮かんでいるのですが、その星だけがそれまでの魁夷の筆のタッチとは違うように見えて興味深かったです。
魁夷は、最後に描いたこの星で、また違う次元へ行ってしまったのかも。


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おしゃべりに夢中でろくな写真も撮らなかったけれど、展示を見た後はミッドタウンのお庭をお散歩。
都心も紅葉が綺麗でしたよ。



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# by umitoramarine | 2018-12-03 23:47 | おでかけ | Comments(3)

指折り数える12月

12月になりました。
息子が生まれてからというもの、毎日ワタワタしているうちに、1年があっという間に過ぎてしまいます・・・。

言葉の遅い息子はまだクリスマスを楽しめそうでもないし、ただバタバタ感がますばかりのうちに今年も暮れてゆくんだろうなとやや投げやりな気分ではありますが。

先日、こんなお茶を見つけて買ってみました。

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クリスマスまでカウントダウンするためのお茶です。
24p入りなので、12月1日から1袋ずつ飲んでいくの。
パッケージに番号が符ってあって、ちゃんと24種類の違うフレイバーなんです。

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箱の前面を開くとこんなに可愛くてそのまま飾れます。
大人向けのアドベントカレンダーみたいね。楽しい。
昨夜は早速1日目のミントとブラックベリーのお茶を飲みました。
息子が寝付いた後の楽しみにしたいと思います。

カウントする、と言えば、20代の頃からかな? わたしが小さな習慣としていることなんだけど、年末になったら、その年の大切な出会いを数えてみるんです。

これまで、とても満ち足りた気持ちとは言えない心持ちで年末を迎えたことも何度もあったけど、心を落ち着けて数えてみると、素敵な出会いの全くない1年というのは一度もありません。

素敵な出会いというのは、もちろん恋愛という意味だけじゃなく、友達とか、そこまで深くなくても、これからもっと親しくなりたいと感じられる人とか、たまに挨拶するだけで笑顔になれるお店の人、とかでもよくて。

今年のわたしは、息子とばかり過ごしていて、なーんにもなかったなと感じていたけど、数えてみたら、やっぱりありました。

春から参加させて頂いている児童文学の会の皆さんと、初めて本当のヨガに触れさせてくれたアシュタンガヨガの先生と、知り合って数年、あまり気の合わないタイプかと思ってたのに、距離が縮まって好きになった一人の友人。

こうして数えてみると、決して息子のことばかりしていたわけではないなと再確認できるし、あらためて出会いを嬉しく大切にしたいと思えます。

クリスマスまで、お茶を楽しみながら、日々のいいことを数えることを習慣にしようかな。



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# by umitoramarine | 2018-12-03 00:31 | つぶやき | Comments(2)

おひさしぶりです。

随分、ご無沙汰してしまいました。
パリちゃんを見送って、落ち込んでいた訳ではないですが、気が抜けてしまったというのはあるのかな?
今はすっかり、元のペースを取り戻し、ゆるい日常を送っています。

この2ヶ月で、息子もわたしも一つ歳を取りました。
わたしの1年は大したことないけれど、息子にとっては長い長い1年間だっただろうな。

息子は相変わらずのんびり成長しています。

最近は、朝ごはんを食べたら散歩に出かけるのが日課。
息子と手を繋いで散歩に行くのって、ベビーカーで出かけるのよりずっと楽しいんです。
落ち着きがないので追いかけるのは大変だけど、息子の向かう先を見れば、今日はこういう気分なんだなあとわかりやすい。
一駅ぶん先の公園まで歩いて、疲れたら帰りはバスに乗って帰ってきます。


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あとは、時間を見つけて、少しずつ物語を書いたり、展示を見に行ったりしています。

今やっているはしもとみおさんのグループ展。
回帰は今週末までなのですが、昨日やっと行けたら、売っているものはほぼ完売で、このお猿さんの絵だけが残ってた。
一番良い絵だったと思うのですが・・・お猿さんってやはり人気がないのね。(他のは犬とか猫とかでした)
みおさんの彫刻はもちろん好きだけど、水彩画がとても好き。
欲しかったです(わたしにはちょっと高価だった)。


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お昼を食べ損ねていたので、おやつの時間にランチを。
浅草の「ペリカン」さんが開いた「ペリカンカフェ」でアンバタトーストときのこのスープ。
変な時間だったので、あまり待たずには入れたけど、まだまだ行列みたい。
美味しかったです。


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またゆるゆると、日常のことを綴っていこうと思います。



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# by umitoramarine | 2018-11-23 23:20 | つぶやき | Comments(0)

ありがとう、パリちゃん

9月29日の夜、パリちゃんが亡くなりました。
前日から急に食欲がなくなり、今度こそお別れなのだなあと覚悟していました。

その日は、朝から何も食べず、たまに水を含ませて体の向きを変えてあげるとき以外、スースーと同じ姿勢で深く眠っていました。夜21時過ぎにお水を飲ませて、その日なかなか寝付かなかった息子がやっと眠りに落ちた23時過ぎ、様子を見に行ったら既に亡くなっていました。きっと、最後のお水を飲んだ後すぐあたりに亡くなったのかなぁ。
その場にいてあげることはできなかったけど、それはきっとそうなるだろうと思っていました。

前日の夜、ゆっくり抱っこして話しかけたとき、パリちゃんは最後の力を使ってゆらりゆらりと尻尾を揺らしてくれたの。「ありがとう」と言ってくれたように思いました。8月頭に倒れて復活してから、苦しそうにしていることも多かったけど、旅立ち前の数日前からパリちゃんは穏やかに眠っていることが多くて、わたしも今度ばかりは本当のお別れなのだと受け止められたし、最後の瞬間にいてあげることはなかったけれど、多分、眠りがまた一段深くなるように亡くなったのだと思います。悔いはありません。

昨日は1日雨だったので、本日、パリちゃんがもともといた場所に埋葬してきました。
普段あまり顔を合わせることのないボラが総勢8名集まりました。
パリちゃんにお線香をあげて、みんなが手を合わせたとき、ボラのIさんが、「パリちゃん、ありがとう」と声に出して言いました。

そうなの。ありがとう、なのよね。お疲れ様、より、安らかに、より、一番言いたいのは「ありがとう」。
ここにいる人達は、猫の世話をしていると言いながら、自分がいかに猫に助けられているかよくわかっている。
慰めとか癒しとかそういうのじゃない。それももちろん多少はあるけど。
毎日、大変だけど猫の世話をしに行く。それが一方的に与えてるだけじゃなくて、それによって自分が支えられているということもよくわかっている。猫ボラと言っても、わたし達はなんの団体でもなく、勝手に猫の世話をしている個人の集まりなのです。猫の世話をしながら、いつの間にか出会った人々。奇跡のようだなあと、たまに思います。

(蛇足ではありますが、わたしたちは完全にTNRを行っており、病気になれば病院へ連れて行き、先の短い猫はパリ同様誰かが引き取って家で面倒を見ています。先人の努力によりこの地域の人々には餌やりをご理解いただいてます。)


そういえば、祖父のお葬式の時も思ったんだけど、愛されていた人のお葬式に出ると、悲しみよりなんだかほっこりする気がします。今日は、普段顔を合わせないボラさん達に会って、みんな和やかで、こういうと語弊があるけど、良い時間を過ごせたのです。こんな良い時間をくれて、パリありがとうって改めて思って。わたしもそういう人になりたいものです。

さて、わたしはと言えば、実はあまりまだ実感が湧かず・・・昨日は、頭ではもう必要ないとわかっていつつ、これまでのように何度も、パリちゃんの様子を確認してしまいました。生きていた時と同じクッションの上で眠っているみたいだったから。今朝も、起きてからいつものように「パリちゃんは・・」と思ってしまった。亡くなったことを忘れたわけじゃないのに、どうも落ち着かない。そして午後、パリちゃんを埋葬してからは、なんだかパリの部屋に入る気がしません。昨日は、ついパリの亡骸に話しかけたり、撫でたり、埋葬前に少しでも綺麗にしてあげようと櫛をかけて体を拭いてあげたり、自分でもよくできるなぁと感じるほど、生きているように接していたのに、パリを送り出した今となって部屋に入るのがこわくなってしまいました。不在を確かめるのが嫌なのかなあ。自分の心が自分でもよくわかりませんが、なので、部屋のドアは閉めたまま。

でも今度息子が預かりの日に、お部屋は丁寧に掃除をしようと思います。
隅々まできれいにして、部屋の空気を入れ替えて、ここ9ヶ月パリ部屋となっていた自分の部屋を取り戻そう。
お部屋をきれいにしても、パリちゃんを忘れることはないから。

いつでもシャーだったパリちゃんが、心を開いてくれてとっても嬉しかった。
パリちゃんと同じ屋根の下で暮らした9ヶ月、楽しかったよ。
ありがとう、パリちゃん。また会おうね。




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# by umitoramarine | 2018-10-01 23:09 | ねこばなし | Comments(0)